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中東

クメール語

カンボジア語。クメール人の言語。カンボジアは北東方言(バタンバン市やシエムレアプ市)と南東方言(その他の地方)の二つの主要な方言が存在する。アルファベットはパーリ語の文字を使用。最も古い文書は7世紀初頭にさかのぼる。現在の標準語はプノンペンの混ざった方言が基礎となっている。サンスクリット語、パーリ語、フランス語から借用した単語が多い。

モンゴル語

モンゴル国のモンゴル人をはじめ、内モンゴルや中華人民共和国に住んでいるモンゴル人の言語。使用人口は300万人。14~16世紀に形成。1921年のモンゴル人民革命後に民族的言語として、ハルハ方言を基礎として形成された。

テュルク系の言語

(旧名:テュルク・タタール語、トルコ語、トルコ・タタール語)
ロシアやトルコに住んでいる多くの住民や少数民族、又、イラン、アフガニスタン、モンゴル、中国、ブルガリア、ルーマニア、ユーゴスラビア、アルバニアの一部の住民が話す言語。CIS諸国の2,500万人が23種のテュルク語を話す。アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、ウズベキスタン、バシキリア、タタールスタン、トゥーヴァ、チュヴァシ、ヤクートの原住民、ダゲスタン(クムイク人、ノガイ人)、カバルディノ・バルカル、カラチャイ・チェルケス(バルカル人、カラチャイ人、ノガイ人)、モルダヴィア(ガガウズ人)、又、カライム人(リトアニア、ウクライナ)ウルム人(ドネーツィク州、グルジア)、クリミア人の母国語。モンゴル系の言語、ツングース・満州系の言語、朝鮮語、日本語と並び、アルタイ語族の仲間。
7~11世紀にさかのぼる最も古い文字であるエニセイ・オルホンのアルファベットは、北モンゴル、キルギス、エニセイ川上流、タラスの谷などの墓石で発見された。又、ブラーフミーやソグド(新彊や中央アジア)の文字で書かれたテュルク語の文書も発見された。テュルクのウイグル及びアラビア文字は、東(カシュガル、中央アジア、沿ヴォルガ川地方及び南ロシアの大草原を含む金帳汗国の地域)や西(小アジアのセルジューク国、アゼルバイジャン、トルコ、マムルーク・エジプトなど)で発展した。1920~30年代に、CIS諸国の住民が、ロシア文字体系を基礎としたローマ字を使用し始めた。トルコは1928年より、ローマ字を導入した。

ロシア語について

ロシア人の言語であり、世界で最も広く普及している言語。国連の公用語のひとつ。使用人口は2億人。スラブ語族の東グループに入る。
ロシア語の歴史は古代にさかのぼる。紀元前20~10世紀、インドヨーロッパ語族の同族方言の中から原始のスラブ語が分離した。最終的に、東方言(古代ロシア民族)、西方言(ポーランド人、チェコ人、スロベニア人、ラウジッツ人、バルト海沿岸の西スラブ人)、南方言(ブルガリア人、セルビア人、クロアチア人、マケドニア人)の三つの同族語が形成された。
東スラブ語(古代ロシア語)は7世紀から14世紀まで存在した。10世紀にそれを基礎としてキリル文字が形成された。14~16世紀に東スラブ人の南西標準語は、リトアニア大公国及びモルダヴィア公国の公用語や正教会の言語として使用された。方言細分に繋がる封建的割拠、モンゴル・韃靼の羈絆(13~15世紀)、ポーランドやリトアニアの征服などが古代ロシア民族の崩壊を招いた。次第に古代ロシア語も統一ではなくなり、自らのそれぞれのスラブ的独自性を保ちたいという三つの民族―北東(大ロシア人)、南(ウクライナ人)、西(白ロシア人)が現れた。14~15世紀にはこれら東スラブ語族から、ロシア語、ウクライナ語、白ロシア語が生まれた。
モスクワ・ルーシ(14~17世紀)の時代、ロシア語の歴史は複雑であった。方言の特徴が形成され続け、北大ロシア(プスコフ~トヴェリ~モスクワから北、ニジニ・ノヴゴロドより南)、南大ロシア(南方、白ロシア及びウクライナ州)の二つの主要な方言が生まれた。中間方言ではモスクワ方言が優先的になった。文字言語は依然多様であった。公用語はロシア人の口語が基礎となった。古代から16~17世紀まで、民衆の各階層に使用されていたフォークロアの口語は重要な役割を持っていた。
17世紀に民族間の交流が形成し始めたことにより、ロシア人の基礎が築かれた。1708年、教会と民衆のアルファベットが分割した。18世紀~19世紀初頭、民間の文書が普及してくるとともに、教会の文書の影響が弱くなり、最終的に教会の言語は典礼のみに使用されるようになった。18世紀後半より、ロシアの単語や慣用語法にフランス語が大きく影響し始めた。ロモノソフ氏が最初のロシア語の詳細な文法を考え、初めて下位、中位、上位の口語を区別することを提案した。その言語理論と実践の役割は大変大きかった。ロシア語の標準語の発展の中、19~20世紀の作家(グリボエードフ、レールモントフ、ゴーゴリ、ツルゲーネフ、ドストエフスキー、トルストイ、ゴーリキー、チェーホフ)が、重要な役割を果たした。20世紀後半は、社会・文化活動家や学者も言語に大きく影響を与えた。
科学技術革命の必要性から、現代のロシア語の専門用語が活発に発展。18世紀初頭はドイツ語、19世紀はフランス語より借用されていたが、20世紀からは米国英語より借用されるようになった。
20世紀中頃より、全世界においてロシア語の勉強が幅広く普及。