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中国語

中国語のマンダリン方言は世界で最も普及した言語であり、使用人口は8億8,500万人。多民族の国である中国の社会・経済状況も多様。従って、何百人いる中国人全員が統一した中国語をしゃべっている訳ではない。中国に住んでいる満州族、ドンガン人、モンゴル族、チベット族、ミャオ族、イー族(ロロ族)、客家人などの少数民族が、それぞれ違う言語をしゃべっており、中国人の中国語も統一されていない。中国語という概念はいくつかの言語を含んでいる上、社会的な目的によって口語が公用語をつとめるマンダリン語(官活)や地方の方言(俗話、土話)に分けられ、さらに口語と全く共通していない標準語が古典言語(文言)や近代言語(白話)に分けられる。それらはラテン語と現在のフランス語ほどの違いの差がある。書き言葉にも、公式、ビジネス、手紙、標準語などいくつかのスタイルがあり、それぞれの文法や文体をはじめ、単語が多少異なっている。
中国語の主要な方言は、北京語、四川語、広東語、福建語。

日本語

日本の公用語。使用人口は1億1,200万人。方言においては、古代文語の基礎となった西方言や、標準語の基礎となった東方言が知られる。アルタイ語やオーストロネジア語と同じ根源を持ち、それらの言語をはじめ、中国語やインド・ヨーロッパ語から単語を借用。最初の文書は6~7世紀にさかのぼる。

タイ語

シャム語とも呼ばれる、タイのコンタイ人の言語。タイの公用語。中央方言(標準語の基礎)、北方言、北東方言、南方言の四つの方言がある。1283年にできあがったアルファベットは南インドの文字にさかのぼる。

朝鮮語

朝鮮半島、中華人民共和国、日本やアメリカ合衆国に普及。使用人口は4,600万人。孤語と見なされている。視覚的な単語が多く、ヨーロッパの言葉や日本語、中国語より借用した単語が多い。19世紀末まで中国のヴェンヤン語を朝鮮風に変えたハンムン語が標準語をつとめていた。現在の標準語(ヒョジュンマリ)の基礎として、中央方言のソール方言がある。 平壌方言は朝鮮民主主義人民共和国の標準語と見なされている。

ベトナム語

ベトナム社会主義共和国、カンボジア、タイ、ラオスに住んでいるベトナム人の言語。使用人口は3,450万人。現在の標準語の基礎となる北方言や中央方言があり、文字は中央方言の発音や北方言の音調に基づいている。中国から借用した単語が多い。

インドネシア語

インドネシア人の言語。インドネシア共和国の公用語。マレー・ポリネシア語族(オーストロネシア語族)のインドネシア・スマトラ語グループの仲間。以前、マレー語と呼ばれていた言語は1945年よりインドネシア語と呼ばれるようになったが、単語や形態はマレー語とは異なっている。スマトラ島で7世紀までさかのぼる古代のマレー語の文書が発見された。3世紀から1930年代まで種族間や島間の言語として使用。時代とともにアルファベットも変わり、13世紀までデーヴァナーガリー文字の一種、14世紀から19世紀までアラビア文字を基礎としたアルファベット、19世紀からはラテン語の文字を使用。中国語、サンスクリット語、アラビア語、オランダ語、同じインドネシア語族のジャワ語、スーダン語、ミナンカバウ語から単語を借用。

ラオス語

ラオスの言語。ラオスの公用語。北東タイ、南東カンボジア、ビルマにも普及。使用人口は1,000万人。中国・チベット語族のタイ語グループの仲間。標準語の基礎として、ヴィエンチャン方言がある。主にタイ語グループ全体に共通している単語が多く、パーリ語やサンスクリット語から借用した言葉も多い。最も古い文書は13世紀にさかのぼる。

マレー語

マレー語という概念には二つの解釈があり、一つは、いわゆるインドネシア語族のいくつかの言語を含む5,000万人近くの人に使用される言語。もう一つは、マレー半島やスマトラ島で通じる方言である。又、ヨーロッパの言語(ポルトガル語やオランダ語)が多く混ざった、マレーシア以外に住んでいる多種民族を結ぶ特別な共通語(Lingua franca)である「下位マレー語」(別名「商業マレー語」)が存在する。主にアラビア文字を使用。

ヒンディー語

インドの公用語。主要な文語の一つ。北インド(ウッタル・プラデーシュ州、ハリヤーナー州、デリー首都圏、一部においてラージャスターン州、ヒマーチャル・プラデーシュ州、ビハール州)で主に普及。使用人口は1億5,300万人。デーヴァナーガリー文字を使用。